アルコール依存症投資家がセミリタイアを目指す日記

アルコール依存症サラリーマンが投資、節約でセミリタイアを目指します。

株トレーディングを二年やってみて思うこと

私は2017年2月から、株式のトレーディングを始めました。タネ銭は100万円。これを100倍の一億円にしてやろうと本気で思い、始めました。最初の2年は勉強だと思い、手持ち資金を減らさないように様々な投資法を試してみました。

①モメンタム投資

サラリーマンなのでデイトレは無理。最初に目を付けたのはモメンタム投資です。勢いよく上がっている、または上がり始めた株を買い、勢いが無くなったら売るというやつですね。テンバガー、いわゆる大化け株を狙うならこれしかないと思い、新高値を付けた銘柄の分析を行い、良さそうならエントリーするという作業を繰り返したのですが・・・。1年ほどやってみた結果、大きく上がる株を「当てる」ことができなかったんです。下がることはないが上昇幅が小さい銘柄ばかりにエントリーしてしまって。

②スウィングトレード

次に試したのは、スウィングトレードです。値幅はそんなに大きく取れないけど、安定的に勝つにはこれだろうと。しかし、これも半年やってみたんですが、ほんとうにちょっぴりしか勝てなかったんですよ。利益が乗っている局面でなぜかチャートが崩れてしまうということが多かったんですよね。利確が下手くそなだけなのでしょうが・・・。

でも、練習すれば、安定的に少しずつ勝てることは間違いないとも思いましたね。ただ、自分の場合、手持ち資金が少ないので、この方法で億近くの金を目指すのは不可能だと思い止めました。でも、今でも練習はしています。手持ち資金がもう少し膨らんだら再開したいです。

③イナゴ投資

これは、意外といいかもしれないと思いました。最短で資金を増やすには一番いいんじゃないでしょうか。急騰銘柄をチェックし機会的にエントリーする。ダメなら降りる。それだけです。大きく負けることもあるのでポジション管理が重要ですが。ただ、上がるか下がるかが超はっきり短期間で決着するのでメンタルが痛みます。自分はメンタルが弱いので無理だと思い止めました。

逆張り投資

下がっている株を少しずつ買い増したり、下げ止まったところを買う。上がったら売るという投資法。まあ、当たり前の投資ですよね。ファンダメンタルがしっかりしてるのにチャートが崩れている銘柄を狙ってポジションをとってました。ただ、下がっている株には下がる理由があって、再び上がるには、それにも理由が必要なんですよね。その「理由」、つまり裏付け、仮説をきちんと考える必要があります。逆張投資家にはチャートを読む力よりファンダメンタル分析力がいるのではないかと思います。利点は時間軸をゆっくり取れる事。これは現在も継続中です。

⑤低位株投資

低位株を少しずつ買い集め、上がるのを待つ。ひたすら待つ。買うのは簡単ですが、いつ上がるか分からない。時間軸をゆっくりとれるが、上がるタイミングが読めなさ過ぎて時間が敵になるような気もします。全力で低位株を買って、十年後に急騰してもその間の十年で他の投資ができたのではないかってことになる気もします。これも少しやってみました。メリットは負けることがほぼないことですかね。

そんなわけで、現在は逆張り投資、低位株投資を軸に投資をしています。100万円の当初資金は、少しずつ色々な投資を試す中で、1年半(2018年8月)で150万円になりました。そこで100万円を追加投入し、いよいよ本格的にトレードを始めようとした矢先に、年末の暴落があって、一時、資金が200万円を割り込みました。現在ようやく2018年8月時点の250万円まで戻ってきました。なんとか今年一年で倍の500万円まで持っていきたいです。